第23回学習会開催!!

講演中の川島先生

 

 

 

 

 

 

7月12日(水)、新仙台青葉ビル14Fを会場に学習会を開催。講師に仙台往診クリニック院長の「川島孝一郎氏」をお招きし、「おだやかに最期の日まで暮らすために」をテーマに講演をいただきました。※参加者数:62名

みんなが憧れる”ぴんぴんころり”で亡くなる人、いわゆる急死で亡くなる方は総死亡数のわずか4.8%。倒れて数日で亡くなる人を足しても全部で10%以下で、90%以上の方は緩やかに身体が衰え、半介助・全介助となって亡くなっていくのが自然の摂理とのこと。

だからこそ、この衰えを忌み嫌うのではなく、上手に付き合いながら生きていくことが私たち高齢者に求められている・・と、介護医療の実践体験から出てくるお話しにユーモアを交えて、予定時間を大幅に超えるほどの熱弁をふるっていただきました。

熱心に耳を傾ける会員の皆さん

 

 

 

 

 

 

私たちは必ず最期を迎える日が来ます。「どう死ぬかではなく、どうより良く生きていくかが大切」、「どんな身体でも豊かな人生には送れる」。この言葉をしっかりと受け止め、明日からの生活を日々大事に暮らしていくとともに、何かあったときは遠慮せず家族・友人・医者・行政の介護・身体障害者等の課・民生委員などに相談しながら、すてきに衰えながら最期を迎えることができればと思います。

今回大変お忙しい中、私たちの要請に応えていただいた講師の「川島孝一郎氏」に、この紙面を借りて、心から感謝と御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

また、猛暑の中、県内13地区協から参加いただいた役員・会員の皆さまにも感謝申し上げます。ご苦労様でした。

宮城県支部協議会 阿部忠敏

 

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