5月24日(水)
うす曇りのなか仙台駅東口バスターミナルから参加者39名を乗せた貸し切りバスで出発、一路、最上川舟下りの古口港へ向かったものの現地は小雨交じりの天気に少しがっかり。
それでも貸し切りとなった屋形船に乗り込み、新緑の最上川と船頭「岸昭夫さん」の訛りが程よい語りとコンクールで鍛えた民謡に酔いしれました。
船頭さん「岸昭夫さん」
最上川舟下り・・あいにくの雨でした(TдT)
次に向かったのは、月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した羽黒山の大社殿「三神合祭殿」、樹齢300年を超える杉の中にたたずむ祭殿と鏡池の前に立つと、いかにもパワーが授かるような思いに浸ったのは・・私だけだったでしょうか!?
羽黒山「三神合祭殿」の前で・・
初日最後は、貴重な建造物が立ち並ぶ致道博物館内を散策。企画展示されていた「目で観る刀の教科書展」で名刀(妖刀)の村正を観て、波紋の美しさ妖艶さに思わず納得、刀剣の持つ不思議な世界を満喫してきました。
夜は、楽しみにしていた日本海に沈む夕日は厚い雲に隠れて観ることが出来ませんでしたが、会長曰く「私たちはまだまだ沈む年ではない・・」との声に何故か納得して、由良温泉ホテル八乙女で“語り”“歌い”“笑い”ありの大宴会で参加者全員の親睦交流を深めました。
由良温泉ホテル八乙女にて
5月25日(木)
天気は初日同様にはっきりしない空模様、最初に向かったのはオランダ煎餅で有名な酒田米菓。500mを超える長い工場内を案内され、途中、出来立てのだんごやオランダせんべいに舌鼓を打ち、最後は売店でのお買い物でみなさんにっこり。
せんべい焼きにもチャレンジし、真剣な眼差しで焼く姿は、子供時代に戻ったようでした。
せんべい焼きに夢中!!
その後、初孫酒造に寄り、きき酒コーナーでは大吟醸やしぼりたて原酒などを飲み比べ、香りや味の違いに、もう一杯、もう一杯と・・ほんのり桜色。帰りにはまた一つ土産が増えました。
幸せそうなお二人(⌒-⌒)
昼食会場はさかた海鮮市場で刺身定食、寿司、ラーメン派に分かれて酒田の味を堪能。
ツアー最後は、江戸時代から酒田を代表する料亭“相馬楼”へ。竹久夢二美術館も入っており、竹久夢二の私生活を垣間見ることができる資料の数々に、独特な絵と相まって夢二の人間臭さを感じることができる空間でした。
また、舞台では三味線に調べにのって踊る三人の舞妓さんに酔いしれて、栄華を誇った料亭文化をちょっぴり味わってきました。
舞妓さん
相馬楼にて全員集合!!
帰りは霧深い高速道をひた走り、18時前に仙台駅東口に到着。2日間にわたるツアーも誰一人怪我することもなく、無事仙台に戻れたことを喜び合い。来年の再会を約束しながら二日間にわたった旅を締めくくりました。
参加された皆さん、大変ご苦労さまでした。
宮城県協議会 副会長 阿部忠敏