多賀城万灯会 鎮魂の明かり

万灯会(まんどうえ)は、多くの灯明をともして仏・神を供養する法会です。

日本では一千年を超える昔から行われていて、東大寺・薬師寺・高野山などのものが有名です。

多賀城市の古代遺跡からは、平安時代の灯明皿がたくさん出土しました。

陸奥国府多賀城の地でも、その当時から万灯会の祭事が行われていたことが分っています。

震災七年の日に多賀城万灯会は多賀城駅前広場で行われました。

前日まで春の嵐が吹き荒れていたので、火を焚く行事の催しは出来ないのかと危ぶまれていましたが、これも神仏の思し召しか、この日は晴天・無風・温暖に恵まれました。

~震災七年の日に亡き会員を思い捧げる歌~

一千年の祈りに寄せる万灯会 震禍七年亡き友おもふ

七年を過ぎて空しき会員簿 故人になりし君の名は無し

石巻地区協議会 山田 千秋

万灯会のともしび
慰霊塔

 

砂押川冬景色

私の住まいのすぐ前を砂押川は流れています。

越冬の白鳥は30羽ほどの姿を見せました。

鴨類や、名も分らない沢山の鳥の群れ遊ぶ姿は人の心を慰めます。

春には白鳥も故郷に旅発ち、川の舞台は夏鳥たちに姿を変えます。

折々の四季の眺めは名画を見る思いです。

鳥の声は平和の歌声です。

 

 

 

 

~砂押川の冬の鳥~

白鳥と競いし雪の白さかな

大寒の川面に熱き夫婦鴨

名を問へば無いと応へし黒い鳥

砂押の水辺がわが家冬の鳥

ー石巻地区協議会 山田 千秋ー