東日本大震災より10年を迎えて~「閖上」を想う~

閖上日和山
遠く蔵王連峰を望む

名取市閖上地区は津波により多くの犠牲者が出ていること且つ自宅の太白区からも近いことから、震災後に何度も足を運んできましたが、東日本大震災10年という節目に合わせて3月3日(水)に慰霊を兼ね訪ねてきました。
閖上漁港の近くにあった小高い日和山に立ち、津波にのみこまれた海岸や町並方向に眼をやると、子供時代に海水浴をした海岸、釣り竿を垂らした港の岸壁や貞山堀、釣り餌のごかいを買いに立ち寄った釣具店の跡地などは大きく形や姿を変え、今、造成し整地された無機質の風景が目の前に広がっています。

「もう10年たったのか」「まだ10年しかたっていないのか」それぞれ立場の違いにより思う気持ちは異なりますが、慰霊の碑に立ち、震災前の「閖上」に思いをはせ寂しさを感じるのは私だけではないと思います。
現在、復旧・復興の名のもとに新た に街づくりが進められていますが、海と共に生きてきた美しい海辺の町「閖上」の匂いを少しでも残していただき、津波で亡くなった多くの犠牲者の思いを次の世代に紡いで行って頂ければと願っています。

私も足腰が元気なうちは、子供時代の海の遊び場だった「閖上」が今後どのように変化していくのかこれからも楽しみ見守り続けてまいります。
2021年3月11日
宮城県支部協議会太白地区協議会 阿部忠敏

刈田岳の樹氷・・今が見頃!!

雪に埋もれたお釜

2月13日(土)、刈田岳樹氷トレッキングに参加してきました。
エコーラインのすみかわスキー場からリフト3基を乗り継ぎ、ワカンを履きながら約2時間半かけてへとへとになりながら頂上にたどり着きました。
天気も良かったせいか、すみかわスキー場からスキー・ボードを抱えて登ってきた人、そして私たちのようにスノーシュー・ワカンを履いて登ってきた人など、刈田神社の鳥居の前には多くの人でにぎわっており、登山シーズン中のような賑わいでした。

刈田岳頂上付近の樹氷

はじめて見た樹氷は、思ったほど成長していなくてちょっと残念でしたが、雪に埋もれたお釜や刈田神社付近のモンスター級の樹氷、そして凍り付いた鳥居や神社など、この時期にしか見れない絶景を楽しんできました。

刈田神社の鳥居

登山経験のない人でもすみかわスキー場から雪上車での樹氷見学ツアーが出ているので、是非、宮城の樹氷を楽しんでみてはいかがですか!?

情報提供
<県支部協:阿部>

2020年度末退職者予定者向け「退職者の会加入説明会」開催!!

2月8日(月)・9日(火)の2日間、午前10時より2020年度末退職者予定者向け「退職者の会加入説明会」が青葉区五橋のショーケー本館ビルで開催されました。

主催者を代表してNTT労組宮城県グループ連絡会「三浦」会長の挨拶のあと、退職者の会宮城県協議会の「阿部」会長より退職者の会としての挨拶と合わせ配布した資料に沿って当会の活動内容等について説明を行いました。

その後、電通共済生協の「加賀谷」東北ブロック推進部長をはじめ「きらら保険サービス」「東北労働金庫」の福祉事業団体より退職に伴う各種手続き等についての説明がありました。

今回参加した退職予定組合員は、2月8日および9日ともに27名の合計54名の参加があり、次回は2月19日(金)の青葉ビルでの開催となります。

一人でも多くの皆さんに退職者の会の仲間として参加して頂けけるよう、引き続き努力していくこととします。