2月22日(水)、今年度の取り組み課題とする「組織あり方検討委員会」を青葉通りビル2F会議室において開催しました。
冒頭、阿部会長から2月に行われた退職者説明会模様および今後現退一致で取り組む予定のシリア・トルコ地震に対する緊急カンパ活動についての報告がありました。
また、委員会開催にあたって「組織あり方検討委員会」を設置した背景と今後の取り組みイメージなどについての話があり、以下、参加メンバーの各地区協から夫々地区協議会における現状と課題・問題点について報告がなされました。
各地区協ともに高齢化による会員対応や役員のなり手の問題、コロナに伴うイベント・サークル活動・新入会員対策などの活動の停滞、女性役員の高齢化等に伴う女子会活動の難しさなど、全地区協全体の共通課題として情報の共有ができたものと思います。
今後、今回出された課題や問題点等について支部協として一旦整理を図り、取り組むべき課題を絞り込みながら、一つ一つ改善出来るものから取り組みを進めていきたいと思っています。
なお、今回各地区協から出された内容については、3月24日開催予定の第2回幹事会において報告し、支部協全体としての情報共有を図ることとします。
また、委員会の中で「災害時における緊急連絡体制について」、「遺族組合員の加入勧奨について」、「結成50周年について」等の質問があり、事務局から夫々答弁を行いました。
「退職者の会加入説明会」が開催される!!
~退職後も繋げよう仲間との絆~
今春退職予定の組合員を対象に宮城県グループ連絡会主催の「退職者の会加入説明会」が3回に分けて開催されました。
1回目 2月 3日(金) NTT五橋ビル 14名参加
2回目 2月15日(水) NTT五橋ビル 9名参加
3回目 2月21日(火) NTT仙台青葉通ビル 17名参加
開催にあたって、宮城県グループ連絡会 橋本副会長の挨拶のあと、退職者の会 阿部会長から退職者の会の組織構成や活動状況、入会金および年会費の扱いなどについて説明を兼ねた挨拶を行いました。
その後、電通共済生協やきらら保険サービス、東北労働金庫などの福祉事業団体からの各々説明があり、趣旨ご理解いただいた参加者に対しその場で加入手続きを行って頂きました。
また、今回実施した加入説明会以外に、年度途中で退職し退職者の会に加入された方、各グループ会社毎に実施している個別の加入勧奨の取り組みをして頂いております。
退職者の会宮城県支部協議会として、退職者の会加入説明会に参加された方々をはじめ皆様の加入を心からお待ちしております。
「政策・制度ステップアップセミナー」&「2023年新春の集い」開催!!
1月12日(木)15時30分よりホテルモントレ仙台において情報労連宮城県協議会・NTT労組東北総支部・NTT労組宮城県グループ連絡会主催の「政策・制度ステップアップセミナー」が開催され、退職者の会から阿部会長と小山内事務局長の2名が参加しました。
開催にあたっては、県内のコロナウイルスの感染者数の高止まりの状況等から連合宮城や労働福祉団体などは招待せず、情報労連構成組織の各組合代表など35名が参加しました。
はじめに「政策・制度ステップアップセミナー」開催にあたって、主催者を代表し堀井議長が挨拶を行い、2023春闘にかける決意と政府が推し進めている安保関連三法案、軍事費増、子供対策などの性急な取り組みについて懸念を表明するとともに、改めて、平和と安全の大事さを述べられました。
その後、日本若者協議会代表理事の室橋祐基様より「若者の政治参画意識の現状と課題~労働組合の役割とは~」と題した講演を頂きました。
日本若者協議会は若者の声を政治に反映させるとの目的で設立され、現在は関東を中心に個人会員・団体会員数約830名/72団体で、政府有識者会議への参加をはじめ地方自治体へのアプローチや小中学生を対象とした「こども国会」、高校生以上を対象とした「若者政策サミット」等の企画開催をはじめ幅広い活動をしている組織です。
講演では、欧米と日本の若者の政治参画の現状、特に若者の政治離れの背景について知識面(教育現場での脱政治化)、実践面(民主的組織の形骸化)から欧米各国から大きな大きな後れを取ってきていることなど、資料に基づき丁寧に説明を頂きました。
印象に残ったのは、日本における管理教育の強化、校則の厳格化等により子供の意見表明を抑制することが日常であり、身近な社会(学校)さえ変えられるとおもっていない日本の若者は、自分から遠い存在にある政治に興味を持つ訳はなく参加意識も薄いのは当然との話に、私自身頷くだけでした。
今後、生徒参加を含める「学校内民主主義」を日本に根付かせる取り組みを通して、社会活動や政治活動への参加が当たり前になる社会の実現に努力していきたいとの決意を述べられ講演会が終了しました。
その後、組織内の岡本あき子衆議院議員の国政報告会があり、議員より昨年度自身が取り組んだ旧統一教会問題、こども家庭庁発足の経緯、自衛官のセクハラ問題、また今年度の政治課題として、防衛費問題や子供対策等に力を入れていきたいとの決意を示されました。
セミナー終了後、久しぶりに対面で行われた新春の集いは、堀井議長の挨拶、鏡割り、退職者の会阿部会長の乾杯の音頭で始まり、途中、沖縄民謡歌手「あびこめぐみさん」による歌と演奏を交えながら2023春闘の賃上げをはじめとする各種要求の実現、今夏に行われる仙台市議会議員選挙太白区に立候補予定の組織内「貞宗けんじ君」の再選を期すとの力強い力合わせの場となりました。
以上報告します。